• ホーム
  • 低用量ピル服用中の喫煙は血栓症のリスク大!禁煙も検討を

低用量ピル服用中の喫煙は血栓症のリスク大!禁煙も検討を

低用量ピルを使用している間、気になるのが喫煙でしょう。ピルと喫煙は相性が悪く、病気のリスクを格段に高めてしまうので良くないということは知られています。

低用量ピルでの一番のリスクはやはり血栓症です。血栓症とは、血液が固まって血の塊が出来て詰まってしまう、というものです。
血液の中に血の塊が流れているだけの段階であればあまり大きな問題にはなりませんが、血の塊が血管を詰まらせてしまうと血流が無くなり、細胞が壊死してしまいます。その結果、体の特定の部位が死んでしまったり、まともに機能しなくなるため、その点がとても大きなリスクとなっているのです。

その代表的な物が心筋梗塞という病気で、この場合は心臓の血管が詰まってしまうという症状です。心臓の血管もまた血が流れて酸素などが供給されないと死んでしまいますので、心臓の筋肉が詰まってしまうとそのまま心臓が機能しなくなる可能性が出てきます。
心臓が機能しなくなるという事は心臓の一部分が死んでしまうことでもありますし、当然心臓が止まってしまう可能性もありますし、リスクがとても大きくなることは分かるでしょう。

また、脳にも欠陥が通っています。この脳の血管が詰まってしまうと脳梗塞という病気になり、脳にダメージを与えたり体の一部が動かなくなってしまう、という可能性もあるでしょう。
特に脳梗塞の場合は体だけではなく心にも影響を与えたり、将来や日常にも悪い影響を及ぼすかもしれません。このため、そもそも血栓症になるリスクを減らした方がいいのです。

とはいえ、低用量ピルを服用していない女性と服用している女性なら、血栓症のリスクは服用している女性の方が約3倍にもなります。ただ、基本的にピルを服用するような20代から40代の女性にはそもそも血栓症になる確率は格段に低いので、少しだけ高くなると考えた方がいいかもしれません。
ところが喫煙をしているとこの血栓症のリスクが格段に高くなりますし、低用量ピルによるリスクと喫煙のリスクが合わさればより強いリスクになる可能性も少なくありません。

ちなみに血栓症については、他にも血栓ができやすい体質だという場合や肥満の場合、手術の経験や年齢などのリスク要因が複雑になっている場合があります。
また、脱水や高血圧などの一時的な症状によっても血栓症になる可能性はありますので、低用量ピルだけがシンプルに血栓症のリスクを高めるとは言い切れません。ただ、出来ればタバコをやめて禁煙するのがおすすめです。